椎名林檎嬢に関する情報に、ネットを覗けば色々触れることができる。

これも、ネットの素晴らしさだよなあ、とほんとうに溜息をつくことが年に2回ほどはあるくらい。

そして、来年の今頃はもっと便利になっているだろうし、10年後なんて、もう毎日幸せの溜息をついているかもしれない。

「あの人、なんか毎日ニヤニヤしながら溜息ついているよねえ」などと噂にならないことを祈るのみである。

仮にそうなったとしても、とくに弊害はないけれど。

さて、時代は進む。

そして、それに伴い、社会の豊かさも徐々に向上していくことは間違いない。

頭の良い人間が頭脳を駆使し、社会をそういう風に導いてくれているおかげだ。

一般人は、素直に感謝しましょう。

悲観してはいけない。

客観的に見て、人類は豊かさに向かって後退していないのだ。

どうも、日本人は、このことをわかっていない、あるいは、わからない振りをしている人が多いように感じる。

もともと、奥ゆかしい人種なのだから、そうした性質が影響しているのかもしれない。

けれど、それは奥ゆかしさをはき違えている。

奥ゆかしさとは、すなわち羞恥心に対する敏感さだ。

こんなことを人前でするのは憚れる、恥ずかしい。

そうした純粋な感情が、人前では本質を見せない、日本人の奥ゆかしさという文化を生んだのだ。

話を戻そう。

繰り返すが、日々、世界はどんどん豊かになっている。

そして、その推進力の要因は科学者であり官僚であり、多くの有識者だ。

まずは、それを素直に認めよう。

日本の政治家はダメだ、と大きな声で叫ぶまえに、まずはそのことを頭に入れよう。

そうすることで、すくなくとも視点は変わる。

よく、政治家を指して、「こんな馬鹿な連中にどうしてこんな莫大な金を払わなきゃならんのだ、給料を下げろ!!」

という声を聞くが、それは順番が違う。

基準は、馬鹿な政治家ではない。

あくまでも、優秀な政治家だ。

だから、まずは政治家の給料を2倍にしよう。

待遇の良いところには、優秀な人材が集まってくる。

これは道理だ。

目的をはき違えてはいけない。

私たちが豊かさを享受するには、合理的な道理を追求するしかないのだから。